nekotashigeru 京橋ってのは嘘で正確に言うと東野田です。どの駅からも遠い。近所の人しか行かないし近所の人が来れば良い、というスタンスなのでしょうか。中国人が経営している中華料理屋で、隠れた名店です。
しかし何て読むんだ「百里香」。ひゃくりか？覚えづらいな。中国語で読めばバイリーシャンなんでしょうね。
本当はここの海南鶏飯（ハイナンチキンライス）が旨いのですが、食べた時に写真を撮っていなかったので、さっき食べた天津飯で。たまたまネットでこの料理の写真が出ていたのですが、百里香でこんなメニュー見たことないぞ。と息巻いて店に行ってネットの写真を見せてみたら、できますよ！とのこと。ハードル低い裏メニューです。
他の人は大体牛肉麺か坦々麺を食べています。この店のランチ、ライスに必ずカラーおかきがトッピングされていて、「なんか変」と思いつつ平らげてしまいます。
天津飯が運ばれてきたとたん、カウンターにいた他のお客さんが「あれ何…？」という目で二度見、凝視、ガン見していました。「メニューにない天津飯、あんたら知らんやろ〜」と優越感に浸りながら匙を入れます。
天津飯というかオムライスにしか見えないんですが、カニ爪がのっててセレブ感あります。値段を聞かなかったのですんげえふっかけられたらどうしようと心配しましたが、後で980円と知り安心しました。
この店のランチでいつも謎なのが、サラダがいなり寿司の皮に入っていること。開店時からこのスタイルを貫いているので、店としては特に変だと思っていないのでしょう。いや、良いと思います。
唐揚げは皮パリッ中ブニッとジューシーです。塩加減も良い感じ。ビールが欲しくなったので我要啤酒！と言いましたがマンボウなので不可以と断られました。ちなみに猫田は中国語をほそぼそと10年も勉強していますが、このくらいしか会話できません（笑）。
くだんの天津飯、食べたことのない餡です！なんでこんな黄色いんだろう。しかもラー油がたっぷりかかっていて結構辛いです。何も知らずに子供が食べたら「かっら！」と目ぇ剥きそうです。
でもこの鶏ガラの出汁が効いた餡が、非常に旨いっす。辛くて汗かいてきましたが、それは家出る前に飲んだワインのせいでしょうか。休日は朝から飲むのがマイスタンダードです。
卵はとろっとろで3個ぐらいは使っている分厚さです。しかしなんでこんなに辛くしたのか謎ですが、それが旨い！！気に入った！
スープはラーメンスープのような醤油系の味で、多分天かすが入っていました。安価な食材で脂っ気とカサを出すこの店のポリシー、それも好きです。
またこの天津飯食べたい。でもハイナンチキンライスも迷うんだよな。日替わりランチは麻婆茄子とか回鍋肉とか普通のメニューなので見向きもしません。夜も相当マニアックな料理があるので来たいのですが、家から1分の店って逆に夜行くタイミングないんだよなぁ…。
●百里香
大阪市都島区中野町１丁目３−２２ エンビィロイヤルハイツ 102
06-6809-1647
 | 価格:3,000円 |
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