その鶏、使いまわしじゃないよね！大阪・某所の『S』

猫田はネットでお店の悪口を言わない（ディスっているように見えて褒めてますよ！）のが信条ですが、このお店に関してはいろいろ謎が多かったので、スレスレのとこで正直に評価します。でもお店と揉めるのは嫌なので匿名にします。

大阪某所のバブリーな店『S』。名前からしてすっごい良店かチャラい店かどっちか…なのですが、前者を期待してタッカンマリのコース（１万円くらい）を食べに行ったわけですよ。

店内は夜景は見えるわサラリーマンがキャバ嬢と同伴してるわ何で儲けてるか不明な金持ち風兄さんはいるわで、お～さすがこの立地！って感じのギラギラっぷりでした。

ネットで前菜の小皿が豪華に並ぶ写真を見ていましたが、よく見ると概ねキムチでした（笑）！

このキムチもすっごい美味しいなら良いのですが、鶴橋の在日コリアンオモニたちが手作りする深みのあるキムチには及ばなかったかなー。

で、店員さんがこの鍋を持って席に店に来てくれます。「かの高級鶏がこ〜んな姿になってアナタたちに食べられるために腹に詰め物までされたんですよ〜」的なことを身振り手振りたっぷりにハイテンションで説明してくれるので、「この会社で働くの大変そうだなー」と思いながら黙って聞きます。

北京ダック的な巻物。野菜の下に肉が入っていると思ったら肉に見立てた湯葉でした。見立てなくて良いので本物の肉を入れてください（泣）。

鶏がらスープのにゅうめんだったと思います。

えっ！あの鶏はどこ行っちゃったの!?

しばらくして供された鍋…。さっき鎮座していた鶏さんが影も形も見当たりません。いや、スープの中に入っているんですが、ぶつ切りの肉が4〜5個だけ…。いくら身だけとは言え、見せられた鶏のポーションから考えるともっと入っていても良さそうな。痩せた鶏で肉が少なかったのかな？スリムで羨ましいですね！

2人で取り分けてこの量が２回分くらい。確かにスープは美味しいですが、肝心の鶏肉に全く味がしみておらず、疑り深い猫田は「鶏は別に加熱してスープに入れたのでは。最初の丸ごと鶏さんはパフォーマンスのために用意してあり、各席に見せるインスタ要員なのでは」と思ってしまいました。いやそんなことしないと思いますが！