中津のネパール料理「月と太陽」。カレー激戦区の界隈では老舗の分類ですね。そもそもこちら、ネパール人と日本人が共同経営してこの辺を牛耳っている系列店の一つでしたが、昨年あたりからオーナーチェンジがあったようです。
名物はこのダルバート1380円(!)。いわゆるネパールの定食ですが、バスマティライスの周りに、サブジ(漬物)やアチャール(和え物)といったタルカリ(総菜)が10種もぎゅうぎゅうに敷き詰められています。すんげえお腹いっぱいになります。
タルカリは時期によって変わるので、ネパール人コックに「今日は何?」と聞くと、毎回「イモ〜、マメ〜、サカナ〜」と返ってきます。まあ大体、キュウリ、タマネギ、ダイコン、ジャガイモ、インゲン豆、ブロッコリーを炒めたり漬けたりしたものです。
この日は2年ぶりぐらいに来たのですが、なんつうか少し味が変わっていたかな。どれも酸味がきついというか、単に漬かりすぎていただけかもしれないけど…。
あ、でも新メニューができていたのは驚きでした。これまで化石のようにメニューが変わらない店だと思っていたので。
「酒にアウヨ!」と激推しされた「カジヤセット」を頼んでみました。チウラというネパールの干し米の周りに、やはりサブジやアチャールが敷き詰められています。
ダルバートと違うのは、羊のホルモン炒めとか、かなり酒に合う料理も入っていることです。ちびちびやりながらネパールビールや焼酎と楽しめます。
でも、カレーが付いてないので、ダルバートに比べると遥かにコスパが悪い!というのがこの日分かったことでした。
水牛のモモ(水餃子みたいなやつ)は相変わらず旨かったです。エアコンが効かない(客の入りに応じてつけたりつけなかったりしている)ので、現地の暑さを体験しながらカレーをかっこむのには良い店です!
■月と太陽
大阪府大阪市北区中津2-18-18
06-6375-1911